既存のAYA5ゴーストをYAYAへ移行†
注意点†
既存のAYA5ゴーストをYAYAに移行する際の注意点は以下の通りです。
DLL名称変更†
DLL名称が aya5.dll から yaya.dll に変更になります。
- そのため、aya5.txt は yaya.txt に名前を変える必要があります。
- セーブファイル名が yaya_variable.cfg となり、セーブデータがそのままでは移行されません。
- これを避けるために新たな機能を用意してあります。aya_shiori3.dicを開き、load関数のOnLoadの手前に以下のコードを追加してください。
if FSIZE('yaya_variable.cfg') <= 0 {
RESTOREVAR('aya5_variable.cfg')
SAVEVAR('yaya_variable.cfg')
FDEL('aya5_variable.cfg')
}
もしくは、aya_shiori3.dicをいじっていない方なら、
「システム辞書」の項目を見ながら、必要なファイルをダウンロードして上書きすると、簡単に移行できます。
(yaya.txtのaya_shiori3.dicの後にaya_compatible.dicを書き足してください)
システム辞書変更†
システム辞書が変更になります(置き換えることを推奨します)
- SAORIの戻り値などは、AYA5のシステム辞書ではバイト値1をカンマに置き換え、数字は文字列ではなく数値に変換されましたが、YAYA用のシステム辞書では、デフォルトではこの作業が行われません。
- 一部の関数(NAMETOVALUEなど)がシステム辞書に含まれません。
移行手順†
以下に、AYA5でaya_shiori3.dicをいじっていない場合の移行手順を示します。
なお、以下の作業はすべてゴーストの辞書フォルダ(ghost/master/)での作業です。
- descript.txt の shiori,aya5.dll を shiori,yaya.dll に書き換えてください。
- aya5.dll を削除し、yaya.dll を置いてください。
- aya5.txt を yaya.txt に変更してください。
- 「紺野ややめ」をダウンロードし、NARファイルをZIPとして解凍するか、ゴーストをインストールして中のファイルを見られる状態にしてください。
- 「システム辞書」を参照し、systemフォルダ以下をコピーしてください。
- system_config.txtをコピーしてください。
- yaya.txt内の、dic,aya_shiori3.dicを消去し、代わりにinclude, system_config.txtと書いてください。
- config.dicを開き、SHIORI3FW.AUTO_DATA_CONVERTを1、SHIORI3FW.REF_ACCELを0にしてください。
以上の作業により、だいたいの移行に関するエラーが解消されるはずです。
また、ネットワーク配布では aya5.dll と aya5.txt は既に要らないものなので、以下の内容の delete.txt などを使って削除すると良いでしょう。
ghost/master/aya5.dll
ghost/master/aya5.txt