yaya_optional.dic は、以下の関数を有します。
- 文字列中に含まれる「危険な」さくらスクリプトタグを無効化(エスケープ)します。
- 「危険」とみなすタグは現在のところ以下の通りです。
- \![]内の以下の文字列を含むタグ。
updatebymyself/vanishbymyself/enter,passivemode/leave,passivemode/lock,repaint/unlock,repaint /biff/open,browser/open,mailer/raise
- \j[] タグ。
SHIORI3FW.EscapeDangerousTags( script )
- script
- 無効化したい文字列
返り値†
- 文字列中に含まれる「全ての」さくらスクリプトタグをエスケープします。
- \ で始まるものは何であれエスケープされます。
SHIORI3FW.EscapeAllTags( script )
- script
- エスケープしたい文字列
返り値†
- 指定された名前(\0名)のゴーストが現在起動しているかを、FMOを用いて調べます。
- FMOを用いるため、この関数を呼んだ瞬間の情報を取得できます。
- 内部でSHIORI3FW.RefreshFMOTableを呼びます。
SHIORI3FW.IsGhostExist( name [ , fmoname ] )
- name
- ゴースト名
- fmoname
- 調べるFMO名(省略可能。省略すると Sakura になります。普通は省略して構いません)
返り値†
- そのゴーストが起動していれば、1
- そのゴーストが起動していなければ、0
SHIORI3FW.RefreshFMOTable†
- READFMO 関数を用いて、FMOを処理しやすい文字列配列として構築します。
- FMOには、「現在起動中の」ゴーストに関する情報が含まれています。
- そのため、本関数を利用して、現在起動中のゴーストの情報をリアルタイムで取得可能です。
SHIORI3FW.RefreshFMOTable( [ fmoname [ , hwnd ] ] )
- fmoname
- 読み込むFMO名。(省略可能。省略すると Sakura になります。普通は省略して構いません)
- hwnd
- 無視するゴーストのウィンドウハンドル。(省略可能。省略すると sakurahwnd 変数の値が利用されます。普通は省略して構いません)
返り値†
- 返り値はありませんが、以下のグローバル変数が構築されます。
- 構築されたグローバル変数はSHIORI終了時に自動的に消去されます。
SHIORI3FW.FMOTable†
- 形式:簡易配列。カンマと|で区切られる。
- SSPでは全ての項目が埋まりますが、ベースウェアによっては存在しない(空の)項目もあります。また、Windows以外のOSでは利用できません。
id|name|keroname|hwnd|kerohwnd|path|ghostpath,
id|name|keroname|hwnd|kerohwnd|path|ghostpath,
...
項目 | 意味 |
id | ゴーストを現すid。通常は知っても意味の無い文字列です。 |
name | \0名。 |
keroname | \1名。 |
hwnd | \0のウィンドウハンドル。 |
kerohwnd | \1のウィンドウハンドル。 |
path | ゴーストのインストール先ディレクトリ(通常はSSP.exeのある位置ですが、SSPは複数のゴーストインストール先を持てます) |
ghostpath | ゴーストのベースディレクトリ。install.txtやthumbnail.pngがある場所です。 |
- 形式:汎用配列。上記から\0名だけを抜き出した配列です。
- 例えば ANY(SHIORI3FW.SakuraNameList) とすることにより、簡単に起動中のゴーストからランダムに1体選んで名前を取得、等が可能です。
- 通常は自分自身の情報は(hwndにsakurahwndが指定されるため)上記変数に含まれません。自分自身を含みたい場合は、hwndに-1等を入れてください。
関連ページ†