伺かソフトウェアのジレンマ†
- 前提:必需品レベルの貴重なリソースは、社会から共有財産として管理される(例:井戸)
- 伺かがソフトウェア上で動いている以上、(そしてバグや要望がある以上)ソフトウェア開発者は「必需品」である。
- 伺かのソフトウェア開発者は、現在希少である。
- 1.~3.より、伺かソフトウェア開発者には、コミュニティから共有財産として「管理」される暗黙の圧力を受ける。
- 一般に趣味のソフトウェア開発者は、管理される制約を嫌う。
- 4.と5.は矛盾するため、趣味のソフトウェア開発者は伺かを知りある程度関わったとしても、暗黙の管理圧力を嫌い、伺かから離れていく可能性が高い。
- 離れていかないソフトウェア開発者は、何らかの方法で暗黙の管理圧力を回避している可能性が高い。
- 「暗黙の管理圧力」は、主にブログ・ゴースト・チャットの内容の形態をとる。
- ブログ・ゴースト・チャットの内容からの圧力を回避することは、結果としてフィードバックを回避することを意味する。すなわち、「暗黙の管理圧力」を回避しているソフトウェア開発者は、フィードバックの機会を逸している可能性が高い。
- ソフトウェアは推定で常に(広義の)バグを抱えている。フィードバックを得ずに開発するソフトウェアは、バグを抱えたままである可能性が高くなる。
- バグを抱えたままのソフトは品質が低いソフトを意味し、使用者は使わなくなる。
- 7.~11.より、離れていかないソフトウェア開発者のソフトウェアは、品質が低く使用者が使わないソフトウェアである可能性が高い
- 残りのソフトウェア開発者を一気に集約し、長期メンテフリーレベルのソフトウェアを短期決戦で作った後、ソフトウェア開発者は撤退する。(短期間の拘束なら、ソフトウェア開発者も応じてくれる可能性がある)
- ソフトウェア開発者が豊富に居る領域に、コンテンツ開発者が移住できるソフトをソフトウェア開発者が作成する(Web上、他のガジェット上へゴーストを移住)
- ソフトウェア開発者にインセンティブが行くCMSを作成する(投げ銭、投げ絵、投げmp3、投げゴースト、etc...で釣る)
- ソフトウェア開発者にとって面白い問題となるよう、開発要求の読み替えを供する。
- っ「オープンソース」これなら技術が絶えない。だがそうしてくれる開発者は多いのかな? --
- 何でもオープンソースならうまくいくと考えるのは間違い。 --
- バイナリがなくなって永久に失われるよりはマシかなと。 --
- 解決案:一人の、バグを直す(無論同時に作っている)ことに快感を覚える開発者の存在 --
|